CALCULATION METHOD
計算方法と、結果を読むときの前提
吉旅は、入力された出生情報と旅行日から年盤・月盤・日盤を計算します。起点から目的地までの距離に応じ、150km未満は日盤、150〜499kmは月盤、500km以上は年盤を地図に表示します。九星気学には流派による違いがあるため、ここでは吉旅での計算の考え方と、結果を読むときの注意点を説明します。
年盤と月盤を節入りで切り替える
九星気学では、年や月が切り替わる節目を「節入り」と呼びます。年は立春ごろ、月はそれぞれの節入りの日時に切り替えます。生まれた年から本命星、生まれた月から月命星を求め、旅行日の年盤・月盤と合わせて方位を調べます。
出生時刻が不明で、出生した日が節入り境界に重なる場合は、境界前と境界後の候補を両方残します。時刻によって結果が変わる方位は、地図で「未確定」と表示します。
本命星・月命星と八方位の判定
年盤は年ごと、月盤は月ごと、日盤は日ごとの方位を調べるための表です。本命星と月命星をもとに八方位を判定し、結果の詳細には「五黄殺」「暗剣殺」など、凶とした理由も表示します。
吉旅の表示は、単に理由の数を足した点数ではありません。本命と月命の状態を組み合わせ、「吉」「凶」「吉凶なし」などの区分として表示します。年盤・月盤・日盤の詳細は対象者ごとに開いて確認できます。
日盤は日本時間の日付ごとに計算する
日盤は、選択した旅行日の午前0時から翌日の午前0時までを一日として計算します。時刻の基準は日本時間です。旅行日を変えると、150km未満の方位の判定も変わることがあります。
日盤の星の並べ方や切り替え日は、こよみのページの日家九星計算方式に従っています。計算手順を詳しく知りたい場合は、リンク先をご覧ください。
日盤の切り替え方は流派によって異なります。別の暦やサービスと結果が違う場合は、採用している計算方法の違いをご確認ください。
旅行日が土用の期間に当たる場合
土用は季節の変わり目にある期間です。吉旅では旅行日が土用に当たるかを確認し、その期間に注意が必要とされる方位「土用殺」を月盤に反映します。年間吉方位の一覧には含まないため、日程が決まったら方位検索で確認してください。
距離に応じて参照する盤を分ける
出発地など、方位を調べる基準の場所を「起点」と呼びます。地図では起点から目的地までの直線距離を使い、150km未満は日盤、150km以上500km未満は月盤、500km以上は年盤で判定します。車や電車で移動する距離ではありません。地図や施設の表示にも同じ基準を使い、三つの盤を足し合わせることはしません。
150kmと500kmの円は、どの盤を表示するかが切り替わる境目です。距離だけでなく滞在日数を重視する考え方もあるため、この区分をすべての流派に共通する絶対基準としては扱いません。
家族・同行者の結果をまとめる方法
複数人を計算対象にすると、一人ずつ計算してから同じ方位の結果をまとめます。「旅先を探す方位」には全員に共通する吉方位を表示します。地図では、一部の人だけが吉なら「一部吉」、吉の人と凶の人がいる場合は「吉・凶あり」と表示します。
まとめた色だけで決めず、対象者ごとの年盤・月盤・日盤詳細を開いて、誰にどの理由があるか確認してください。家族の代表者だけを計算して全員へ当てはめる処理は行っていません。
方位境界と、この計算が扱わないこと
地図の黄色い帯は、隣り合う方位の境界から前後5度の範囲です。この近くでは、起点や目的地の位置を少し変えると方位が変わることがあります。目的地の周辺も含めて確認してください。
吉旅の結果は、旅行の安全性や成功を保証するものではありません。災害、天候、交通、治安、施設の営業状況、健康状態は計算対象外です。また、すべての流派の考え方に対応しているわけではなく、時刻ごとの方位を調べる「時盤」は使っていません。占術上の表示と、現実の旅行判断を分けて利用してください。
出典と検証
節入りと土用の日付は、国立天文台の公開資料(二十四節気・雑節)を参照しています。
計算結果は、暦の資料や既知の結果と照らし合わせて確認しています。計算方法を変更するときも、これまで確認した結果に意図しない変化がないかを確かめています。